「音楽」×「学校」
先日、ある小学校の研究協議に参加させていただきました。
研究協議とは、授業を見た人たちで、よりよい授業のために話し合う場のことです。
ただ、この研究協議は授業後に即開始というわけではありません。
移動をしたり、こどもが下校したりと、なんやかんやで時間があいてから始まるものです。
で、この待ち時間。知り合いもなく一人で参加させていただくと、とても長く感じます。協議の場所や人数にもよりますが、ピリついた空気を感じることもあります。
早く始まらないかな、と思うこともしばしばありました。
ところが、この日の協議では、始まる前に先生がいらっしゃって「もう少しお待ちください。」と言って小型のスピーカーを置いていかれました。
そして、待ち時間の静寂に耐える必要もなく、「音楽」を聴きながらリラックスして待つことができました。
私は、「音楽」の流れる協議に参加したのは初めてだったので、とても感動しました。自分が授業をする立場の際には、参会者の方のために必ず「音楽」を流そうと思いました。
考えてみると、「音楽」は「学校」において切り離せないものだと思います。
皆さんも給食時や下校時など「音楽」を聴いて体が反応するレベルにまで到達していたのではないでしょうか。
しかし、協議の前は盲点でした!
そこで流すか!という感じです。
同じように、まだまだ「音楽」を流すことのできる場面は「学校」には多くあるように思います。
「体育」で「音楽」が流れることは多々ありますが、「国語」や「算数」はまだまだ少ないと思います。
「声の大きさに気を付けて」という指示をする教師をよく見ますが、「音楽が聴こえるくらいの」と言ったら、なんかステキな気がします!
振り返りの時間は心が落ち着くような「音楽」とか、絵を鑑賞するときは、習字をするときは、と考えだしたら、授業がまた少し楽しくなるような気がします。
「音楽」を専門とされる方から、軽んじることなかれと御指摘いただきそうですが、ちょっと楽しくなる、ちょっと幸せになるという感じで「音楽」と「学校」をつなげていきたいなあと思いました。
「そこで流すの!?」
という場面を、どんどん開拓していこうと思います!!