「読書」×「学校」
先日、埼玉県にある名栗温泉「大松閣」という旅館に宿泊させていただきました。
温泉も料理も景色も素晴らしい旅館だったので、日頃の疲れも吹き飛びました。
ただ、この旅館の何が素晴らしいって、読書スペースが設けられていることです。
本(漫画もあります)がズラリと並び、ソファーでのんびり読むことができます。
しかも、コーヒーやお茶を自由に飲むことができるので、何時間でも読書しながらくつろげます。
もちろんお気に入りの本を持ち込むこともできます。温泉に入るということを忘れてしまいそうでした。
ここで思うことは、「読書」とは本来そういうものだということです。
自分の好きな本を好きなように読む。そして、ちょっと幸せになる。
(ちょっとではなく、たくさん幸せになる方もいると思います)
では「学校」の「読書」はどうでしょうか。
まだまだ制限が多いように感じます。好きなように、とは言えませんね。
まず授業。「こう読むべし」みたいな読み方の押し売り授業を行っている教師が、まだまだいます。
自分の納得する読みでいいじゃないか、と思う場面が多々あります。
次に時間。本にふれる時間が、もっとあればいいのにと思います。
「休み時間は必ず外で遊びましょう。」・・・。なぜ?
いや、元気よく遊ぶことは大切ですが、本を読みたい日もあるでしょう?
そして場所。図書室ではくつろげないですよね。
新しい学校では、きれいでくつろでそうなスペースのある図書室も少なくありません。ただ、どの学校の図書室でも、くつろげるようになってほしいと思います。
ソファー、畳、BGM、などなど。(できればドリンクバーを設置したい!)
好きなように「読書」するためには、それなりの環境が必要です。
環境を整えることで救われる子もたくさんいるはずです。
「学校」の中にも、くつろげる癒しの場所がほしいなあと思いました。
豊かな心を育てるって、そういうところからですよね。
自分の学校で何ができるか考えて、チャレンジしたいと思います!!