人の夢は終わらない

全ての「こども」と全ての「せんせい」が生きたいように生きることができるように、まず私が学び続けます。

「国語:報告文」×「休校が明けたら」

休校が明けたら

せんせい方は、どんなことを考えて授業をしたいですか

 

今までのお休みを取り返すような授業

今できるベストを尽くす授業

こどもの思い出を貧しくさせない授業

 

まずここで自分の考えを明らかにする

その後、どんな方法で授業をするのか

という順番だと思います

「とにかくオンラインだ」と

考えもないまま進んでいくのは危険だと言えますね

 

いろいろな考え方があると思います

今までと大切なことは変わらないという方もいるでしょう

 

私は、「今が一番楽しいと思って生きる」

ということを大切にしてきたので

今回もそう思っています

 

今しかできない授業をしたいです

 

今しかできないと言えば「コロナ」だと思います

不快に感じられた方がいらっしゃったら申し訳ありません

 

ここでは5年生の国語の授業

報告文を書く授業を例に挙げます

 

私の地域で使用している教科書(光村図書)には

「みんなが過ごしやすい町へ」という単元があります

 

書くことの授業で一番大切なことは

「目的」だと私は思います

「目的」が明確であれば

こどもたちは楽しんで書くことができます

 

そこで今回の目的は

 

みんなが過ごしやすい町を目指して

地元のお店の素晴らしさを報告する文を書く

 

に設定しようと思います
(本当は、目的はこどもと一緒に考えるものですが)

 

そして、今まで以上にお客さんに来てもらう

「○○町再発見プロジェクト」を

総合的な学習の時間と併せて行いたいですね

 

単元のおおまかな流れは以下の通りです

 

①コロナウィルスの影響で

 困っているお店がたくさんある

②地元のお店の素晴らしさを

 もう一度みんなに知ってもらおう

③「○○町再発見プロジェクト」の

 計画を立てる

④地元のお店や観光地に調査に行く

⑤お店の素晴らしさ、現在困っていること

 主なお客さん等を調査する

⑥報告文を書く

 お客の層によって書き方が変わります

 伝えたい情報によって写真が変わります

⑦書いた報告文をどのように発信するか考えます

 お店に置いてもらう

 役所や駅などの人が集まる場所に置いてもらう

 地元のお祭りなどの行事で配布する

⑧リアルな報告文をフィードバック

⑨さあ次は何をしようか!!

 

 

きっとこれは、今しかできない授業だと思います

今回の件を利用していると捉えれば

不謹慎だと思う方もいるかもしれません

 

でも生きた教材とは、こういうことだと思います

 

ただ報告文を書きましょうと言っても

こどもには書く理由がありません

 

今みんなが困っているからこそ

これ以上ない目的になると私は思います

 

 

 

医療関係の皆様が最前線で戦ってくださっていることは

十分理解しています

感謝しかありません

 

同時に全ての人が、それぞれの立場でがんばっています

 

せんせいが本気で取り組むべきことは

こどもの未来を明るくすること

こどもの幸せを守ることです

 

だから授業を考えたいと思います

今しかできないを大切に!!