人の夢は終わらない

全ての「こども」と全ての「せんせい」が生きたいように生きることができるように、まず私が学び続けます。

「選挙メニュー」×「授業」

里山トランジット

というレストランの紹介をテレビで拝見しました。

 

食を通したまちづくりを進める

という理念は素晴らしいと感じました。

お店と地域が一体となっているスタイルは

学校も見習うべき点が多いですね。

 

 その中でも印象的だったのが

「選挙メニュー」です。

これは

お客に食べたいものを投票してもらい

一番になったものが、そのままお店のメニューになる

というものです。

 

お客の声がダイレクトに反映されるのですから

きっと人気のメニューになるでしょうし、

私だったら

投票結果が気になるので

リピーターとして足を運ぶと思います。

 

相手の声に耳を傾けるというのは

どの世界においても大切なことであると思います。

 

では、学校はどうでしょうか?

 

こどもの声を聞く

ということは、よく言われることです。

 

ただ、実態としては

聞いた後に教師が話す

という部分に重きが置かれているように感じます。

 

教師は一生懸命な人が多く

話したがり、教えたがりが多いです。

聞いているとアドバイスをしたくなるものです。

そして、いつの間にか

聞くことではなく解決することに力を注いでいる

という状態ができあがります。

 

そうではない「せんせい」も多くいらっしゃいます。

が、私は、そうでした・・・。

 

そうだった私は

何年か前から、もっと聞くことに力を入れよう

と考え方を変えました。

 

ほしがり、でしゃばりな性格は変わっていませんが

意識して、聞こうと思っています。

 

すると、意図せずして

「こども」たちは主体的に取り組むようになりました。

「せんせい」が聞こうとすると

周囲の友達も聞こうとします。

聞いてもらえるので提案もどんどん出てきます。

 

そのうちに

「今回の物語は、こんな授業にしよう。」

と「こども」たちが計画を立てるようになりました。

 

 

さて

「選挙メニュー」に話を戻します。

 

これは「授業」に取り入れることができそうですね!

例えば

どんな場所で国語の授業をしたいですか?

(国語ばっかりでごめんなさい)

授業で使いたい物語は何ですか?

(教科書以外のものも教材になります)

授業参観で見たいのは何ですか?

(保護者に聞いてもいいですね)

 

今だったら

どんな動画を配信してほしいですか?

というのもいけそうです。

一方的に動画を配信しても

むしろ家庭の負担が大きくなるかもしれません。

せめてリクエストの多いものを配信したいですね。

MicrosoftFormsやGoogleフォーム等を使用すれば

すぐにでもアンケートを実現できます。

 

 

今までは

聞けそうなことを聞いていました。

できそうなところだけリクエストをとっていました。

 

ただ、今や「聞くこと」のハードルが下がっています。

それは技術の発達によるものです。

あとは、教師の意識が変われば

本当に「聞くこと」が大切にされていくと思います。

 

 

話が散らかって申し訳ありませんでした・・・。

それでは、子供に夕食のリクエストを聞いてきます!

(おそらくラーメンです)