「複雑っていいことだ」 内田樹先生より
友人から本を借りました。
その友人からおススメされたもので外れはありません。
いつも、自分の世界を広げてくれる大切な友人です。
今回借りた本は「複雑化の教育論」(内田樹著:東洋館出版)です。
口語で書かれていることから、ラジオを聴くように頭に入ってくるので、タイトルのイメージと異なりとても読みやすい本でした。
ここで「タイトルのイメージ」と書きましたが、私は「複雑って読みにくそう。大変かな。分かりにくいかな。」というイメージをもっていたということです。
そして、読み終わった今、「複雑って大変かもしれないけれど、すごく大切で、むしろ分かりやすいことなんだ。」というイメージに変わりました。
「シンプルはよいこと。」というイメージが180度変わり、「複雑であることを目指したい。」と思うほどです。
この本の内容から私が感じたことは
具体と抽象の大切さ
中庸であることの素晴らしさ
特にこの二つです。
でも、この言葉や文は本の中には出てきません(笑)
でもこの本から学んだことだと思っています。
最後に、本文の言葉を借りて明日から心がけたいことを書くならば
「機嫌のよい人でありたい。」ということです。
「複雑化の教育論」おススメです!
ぜひ手に取ってみてください。