「学びをつくる」×「ICT」
6年生の国語の授業を行いました。
コロナ禍における国語の授業で
一番の悩みは「他者との関わり方」です・・・。
しかも、今回の単元でこうなってほしいな
という私の願いは
「考えたことを共有して、さらに考えをひろげてほしい」
というものでした・・・。
こどもたちに、そのことを伝えると
「待ってました!」「それをやりたかった!」
という話になりました。
やはり他者との関わりを求めていたんですね。
こどもたちの思いと私の願いは、おおよそ一致しましたが
「共有」の方法が決まっていません。
そこで、どうすれば今の授業の中で他者と共有が図れるか
こどもたちからアイデアを募集しました。
○SNS(最初にこれが出ました)
○糸電話(かわいい発想ですね)
○モールス信号(残念、設備がない)
○バラエティ番組とかで使われているクリアボード(それはできるかも)
○ ノートを見せてもらえばいいんじゃない(たしかに)
○伝書鳩(なら手渡しで!)
○テレパシー(できれば最高!!)
こうしたアイデアの中から実現が可能な方法に取り組むことにしました。
②クリアボードっぽいものを作成する。
③ノートを見るかわりに、ノートの内容をまとめて教室に掲示する。
今回は①について書くことにします!
(②と③は次回に書きます!)
こどもたちは1人1台タブレットを使います。
そして、私が作成した掲示板にアクセスして書き込みを行います。
慣れている子とそうでない子の差はあります。
URLを入力するのも一苦労です。
ただ、得意な子があっという間に掲示板のQRコードを作成してくれました。
こどもたちの力の大きさを感じますね!
以下は掲示板のスクショです。
選択肢の一つとして使用した掲示板というツール。
こどもたちは効果的に活用していたと思います。
書き込みをしなくても、これを読みながら考えが広がった子もいました。
コロナだからできない。ということではなくて
できる方法を探すという大切さを、改めてこどもたちから学びました。
そして、ICTの活用に日々手応えを感じています!
現在使用しているタブレットは、そこそこ前のタイプです。
3学期には、1人1台の新しいデバイスが届く予定なので
早くこどもたちの学びの可能性を広げてあげたいなと思いました。
一方でICT機器を使用するだけでなく
従来の方法とのハイブリッドの大切さも感じています。
次回は、そのあたりを紹介したいと思います!
ちなみに
今回の授業については動画の公開とオンライン協議を予定しています。
以下のURLから申し込んでいただくと
https://a02kokugoyoshinohatouchi.peatix.com/
①後日、授業動画や指導案等のお知らせメールが届きます。
②10月14日には授業についての協議もございます。
御都合がつきましたら、ぜひ御参加ください!
※対象は教育関係者の方とさせていただきます。