「タイムカプセル」×「学校」
先日、過去に担任させていただいたクラスの子たちと
タイムカプセルを掘り起こしました！
クラスの子たちといっても、成人を迎えた立派な大人ですが
「せんせい」と声をかけられると、あの頃のように
接してしまうものですね。
この日よく聞こえてきた言葉は
「かわった」、「かわってない」という言葉でした。
「せんせい、かわんないねー」という声もあれば
「だいぶかわりました？丸くなりました？」という声も・・・。
クラスの子たち同士で「全然かわんないな」と言い合ったり、
自分の手紙を読んで「昔とかわっちゃったな」とつぶやいたり。
見た目のことから考え方まで、
自身や友人の「かわった」、「かわってない」に気付いた時間でした。
この日、クラスの子たちと話していて
「かわった」も「かわってない」もすごく前向きな言葉に聞こえました。
「かわった」というのは、もちろん成長です。
身長が伸びて、服装が素敵になって、髪の色がカラフルになっているような
見た目のことから、
会話の内容、受け答え、将来への考え方のような
中身のことまで、大きな成長を感じました。
せんせいとして、こんなにうれしい瞬間はないですね！
「かわってない」というのは、もともとの個性、その子らしさの部分だと思います。
大きな声で話しかけてくれる子は、昔から大音量でした。
他の子にない案を出す子は、昔から斬新な視点をもっていました。
向上心の高い子は、昔から高い目標を設定する子でした。
髪の色がカラフルな子は、昔からカラフルな考え方の子でした（笑）
「かわる」ことも「かわらない」ことも、どちらもプラスだと思うと、
なんだか、やる気が出てきます！
今は、どうなっても正解！みたいなモチベーションです！
自身については、いくらでもプラスに前向きに捉えることができますが、
これが「学校」となるとどうでしょう。
「かえる」、「かわる」には相当なエネルギーが必要ですし
「かえない」、「かわらない」ことも同様だと思います。
どっちを選んでも、反対意見は出るものです。
うーん・・・。
そんな感じで悩んでいたときに、
タイムカプセルの日の子たちの顔が浮かんできました。
どっちでもいいんだった！！！
「かわる」学校のニーズはあるでしょうし
「かわらない」学校だってそうです。
大切なのは、どちらも「いい意味で」が頭につくこと！
そして、これからの子たちが、どちらかを自由に選べること！
子どもも、せんせいも、学校も多様であってほしいと強く思いました！
そうなっていくために、できることをしたいと思います。
（今ならどうなっても正解！）
（とりあえず、髪をカラフルにすればいいのかな？）
タイムカプセルから、話はだいぶズレましたが、あの子たちに感謝です。
私は、まだ成長できる！
私自身の個性を伸ばせる！
教えてくれてありがとう！
みなさんの幸せを願って、ずっと応援しています！
