人の夢は終わらない

全ての「こども」と全ての「せんせい」が生きたいように生きることができるように、まず私が学び続けます。

「自分で決める」×「授業」

「せんせいの授業は、おもしろいです!」

先日、6年生からもらった言葉です。

お世辞でもうれしくなる言葉ですね!

 

とても嫌な言い方になりますが

私は、この言葉を何度も言われたことがあります(笑)

(自分で書いていて恥ずかしくなりますね・・・。)

 

そう言ってもらえる要因は、大きく二つのようです。

①パフォーマンスとしておもしろい=ウケる

②教え方がおもしろい=分かりやすい

 

授業にはエンターテイメント的な部分が必要で

でもおもしろいだけじゃなく中身も伴っている。

私は、これを自信にしていましたし、そんな授業をしたいと思っていました。

 

ただ、本当にこれでいいのかな、と少しずつ考えを改めるようになりました。

(きっかけは卒業した子にもらった言葉でしたが、今回は省略します。)

もちろん今でも「ほしがっている」自分がいます(笑)

ですので、先日「せんせいの授業は、おもしろいです!」と

言ってくれた6年生も①か②の理由だろうと思っていました。

 

「ありがとう!でも、なんでおもしろいの?」

「せんせいの授業は自分で決められるから。」

「!?」

「なんか選べたり、決めたり、自分たちでつくれたりする感じです。」

 

これは相当の衝撃でした!

鬼滅の時代ですが

全身からチャクラが噴き出すような

全身で小宇宙を感じるような

それくらいの衝撃でした。

 

というのも、「本当にこれでいいのかな」と思い始めてから

「教える」より「学ぶ」を大切にしてきました。

そして、「学ぶ」ためには「自分で決める」ということが

不可欠なのではと思って取り組んできたからです。

 

そんなの当たり前でしょ、と思う方もいると思いますが

ほしがる自分との葛藤があります。

ほしがった授業の方が反応が良いということも多々あります。

でも本当にこどもたちの将来を考えたら

「自分で決める」方がいいに決まっています。

 

そんなときに

6年生から「おもしろい」という言葉をもらって

本当にうれしくなりました。

うれしくなっている時点でほしがっている?

という気もしますが

人間ですからね(笑)いいでしょう!

 

「自分で決める」場面は、たくさんあります。

というか、ほとんどそうです。

例えば、「なぜ学ぶのかな」と目標を自分で決めたり

「どうやって学ぼうかな」と方法を自分で決めたりすることができます。

 

自分で決めた方向に、自分で決めた方法で、自分の足で進んでいく。

そこで「粘り強さ」が発揮されるのだろうと考えています。

(急にキーワードをぶちこんできましたね・・・。)

 

とにかく、「自分で決める」ということを大切にして

授業に臨みたいと思います。

こどもたちが「自分で決める」次の授業が楽しみになりました!!

 

 

そして「自分で決める」こととセットで大切にしているのが

「フィードバック」です。

これは次のブログで書きたいと思います!