人の夢は終わらない

全ての「こども」と全ての「せんせい」が生きたいように生きることができるように、まず私が学び続けます。

「桃鉄」×「学び」

やっぱり桃太郎電鉄はおもしろいですね!

昔から大好きなゲームでした。

大学のときは徹夜でプレーしたのを覚えています。

また、友達との仲がギクシャクするという

あるあるを含んだゲームでした(笑)

 

今は私のこどもと一緒にプレーしています。

 

まず驚いたのが駅と物件の多さ!

私の出身は群馬県なのですが

「沼田」「草津」「前橋」「高崎」「桐生」と

かなり豊富な物件を購入することができます。

「このパン屋はあそこだろう」

「たしかに大きな工場があったな」

と想像しながら進めるのは楽しいものです。

 

楽しんでいるのは、おじさんの私だけではなく

こどもも全力で楽しんでいます。

早く帰宅できた日は

「30分だけ桃鉄やろう!」

ということになります(笑)

 

そこで、なぜ楽しいのかを聞いてみました。

すると複数の理由が返ってきました。

 

①総資産を増やすことが楽しい

まず、総資産という言葉を使っていることに驚きました。

そして効率よく総資産を増やすにはどうしたらいいかを考えるようになったそうです。

「収益10%より20%の物件を買おう。」とか「1億の10%一つより100%の1000万を五つ買う方が効率がいい。」とか考えるそうです。

当たり前のように百分率を使っていますし、収益という言葉に目を向けられるようになったのも桃鉄のおかげです。

「実際には収益から費用を引いたものが利益になるんだよ。」という話をすると、さらに興味をもってくれたようで、「コロナで売上が落ちたっていうニュースを見るけど、売上って何?」という質問が返ってきました。

(このあたりは、妻に説明してもらいました・・・。)

 

総資産を増やす、というゲームの目的を考えると

ただお金儲けをするだけのような印象を受けがちですが

実際は、関連して考えられることがたくさんあるということに、こどものおかげで気付くことができました。

 

②購入した物件が紹介されることが楽しい

ゲーム内のニュースとして、人気の食べ物や観光地などが紹介されることがよくあります。それがうれしいようで、今は購入する前に「ここは人気がでそうかな」と考えるようになったそうです。

「喜多方のラーメンは絶対おいしいはず!テレビでやってるのを見たことあるし、本にも載ってた!」

と学びがつながっていくのも素敵です。

こうして名産品や特色を知っていくんですね。

 

③思い出を振り返ることが楽しい

行ったことがある物件駅にとまると

「ここで食べた○○のお店があるね!」

「また行きたいねー。」

という話になります。

コロナ禍ということで、より一層お出かけの思い出が楽しいようです。

 「次は、ここに行きたいね!」

という未来の話が盛り上がるのも楽しいです。

 

④そもそもゲームとして楽しい

すごろく形式で対戦することが、そもそも楽しいようです。

私が、目的地にゴールするよりも、別の駅の物件を買うことを優先しているとき、こどもは、まず目的地を目指しています。

うっかり忘れるところでした・・・。

ついつち大人の目線で価値付けをしたくなりますが、そもそもの楽しみ方を忘れてはいけませんね。

 

とはいえ、これだけの(もっとあると思いますが)学びを楽しみながら得られるわけですから、一緒にやって良かったなと思います。

 

 

また、結果的に親子のコミュニケーションが増えたことが、私にとって一番の楽しみかもしれません。

いじわるなカードで攻撃することなく、ギクシャクしないようにプレーしていきたいと思います!!